こんにちは！　ガラージュジュリアです。

９１１オーナー様ならご存知の方も多いかと思いますが、

空冷にはディストリビューターはツイン、

プラグは１２本ついています。

ディストリビューターキャップ及びローターは定期的に交換、

これは皆さん当たり前のようにご存知だとは思いますが、

実はこのデスビの中に、二つのデスビローターを

回転させる為にベルトが入っています。

一つの軸をエンジンで回し、もう一つは中のベルトで回転しています。

走行を走ってくると、実はこのベルトが痛んで切れてしまっていることが

ごくまれにあります。。。

これが９９３のツインディストリビューター

ローターを外すと右のようになっており・・・

そうそう簡単には外せないのですがこのディスビを上下にパカッと割ると・・・

中にこのようなベルトがひっそりたたずんでいます。

右側の写真は新しいベルトと古いベルト。。

見えます？　実はこのベルト、直径１０センチぐらいの大きさなんです。

このベルトは６万キロ強の車のものなんですが、既にささくれが

始まっていました。

このまま走り続けると１~２万キロでは切れていたかもしれません。

ただ切れても症状が極端にひどくなるわけではなく、

なんだかエンジン始動時にエンストしたり、ちょっとアイドリングが

不安定かな？パワーが少し弱い？などなどだそうです。

ただ、切れたまま乗り続けるとバックファイヤが起き、

最悪の場合ピストンが溶けることもあるらしいので定期点検、

交換をお勧めします！